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忙しくても大丈夫!毎日15分で施工図スキルが身につく実践テクニック No.249
掲載日:2025.04.24
最終更新:2025.04.24
1日15分でできる、忙しい設計士のための習慣術
こんにちは。スリーナイン島野株式会社の西野です。
設計士として日々業務に追われている皆さま、「施工図をもっと上手に描けたら」「他の人の図面から学べたら」と感じることはありませんか?
実は、たった15分の習慣で、図面の読み書き力を着実に伸ばすことができます。
今回は、日々のスキマ時間を活かしてスキルアップする方法をご紹介します。

朝イチに他人の図面を読むメリット
「脳が最もクリアな朝の時間」は、インプットに最適です。
メールや現場対応に追われる前に、他人が描いた施工図を1枚読むことを習慣にしてみましょう。
朝に読むことで得られる効果
・客観的に図面を「見る目」が養われる
・書き手の設計意図を冷静に読み取る力が身につく
・自分の図面作成時に参考になる納まりや表現方法をストックできる
1日1枚の図面でも、1ヶ月で30枚。気づけばかなりの「図面引き出し」が蓄積されていきます。
「トレース」ではなく「解析」として見る
CAD上で図面をトレースするのも勉強になりますが、本当に効果的なのは「なぜこの納まりになっているのか?」を考えることです。
具体的な見方のポイント
・納まりに迷った形跡(修正履歴や補足寸法など)はないか
・意図的なズラしや、優先している部材は何か
・特記や仕上表にどこまで情報が記載されているか
「この人は何を大事にしているんだろう?」と書き手の視点で読み解くと、図面がぐっと立体的に見えてきます。
書き方の癖を知って、自分に活かす
設計士にはそれぞれ図面の「癖」があります。
例えば、寸法の取り方、部材名称の略し方、注記の配置位置など。
他人の図面を見ながら、「これは見やすいな」「これは真似したい」と感じた点を自分のテンプレートや表記ルールに取り入れていくことで、図面のクオリティが格段に上がります。
また、自分では気づけなかった表現の「甘さ」や「独りよがりな記述」も、他人の図面を通じて客観的に見直せるのがポイントです。
まとめ|“読み書き力”は日々の積み重ねで身につく
施工図の力を伸ばすには、毎日コツコツと「他人の図面を見る」ことが一番の近道です。
特別な教材や講座に頼らずとも、現場で使われた図面そのものが最良の教科書になります。
1日たった15分、コーヒー片手に図面を1枚読む習慣。
ぜひ今日から取り入れてみてください。
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