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ガラス引戸の硝子とハカマの固定を補助する「硝子ジョイント材」とは? No.263
掲載日:2025.05.16
最終更新:2025.05.16
こんにちは、スリーナイン島野株式会社の西野です。
ガラス引戸の施工において、仕上がりの印象を左右するのが硝子とハカマの固定部分です。
見た目に影響するだけでなく、ちょっとしたぐらつきやズレが、施工後の使い勝手やクレームの原因になることも。
とはいえ、ハカマとガラスのすき間にちょうどよく収まるよう調整するのは、現場ごとに微妙な調整が必要で手間がかかります。
そこでおすすめなのが、差し込み時の固定を支える補助部材「硝子ジョイント材」です。

ガラス引戸の下部には、ハカマと呼ばれる部材を取付けますが、
ハカマにガラスを差し込んだ際、ちょっとしたすき間やがたつきが気になるケースがよくあります。
😵 ガラスがわずかに動いて安定しない
😵 施工中の保持が難しく、コーキングしづらい
😵 製品やロットごとに寸法の個体差がある
😵 現場での調整に手間がかかる
こうした悩みを解決するのが「硝子ジョイント材」です。
硝子ジョイント材とは?
「硝子ジョイント材」は、ガラスとハカマのすき間に挟むことで、固定性・安定性を高める補助材です。
ガラス下端に貼り付けてからハカマに差し込むだけで、がたつきを抑え、安心して施工できます。
✅ 両面テープ付きで貼るだけ簡単
✅ ゴムスポンジで適度な弾力と密着性
✅ 中央に透明ポリカ板を内蔵し、形状を保持
✅ 外観を損なわず、隠れた補強が可能
商品ラインナップ
商品コード | 対応ガラス厚 | 長さ(L) | 対応ハカマ |
---|---|---|---|
14983 | 5mm・6mm | 450mm | ステン/アルミ共通 |
14988 | 5mm・6mm | 50mm | ステン/アルミ共通 |
14989 | 8mm | 50mm | ステン |
14984 | 5mm | 50mm | カットハカマ専用 |
使用例・おすすめシーン
🏬 店舗のガラスショーケースや什器
🏥 病院・薬局の受付カウンター
🖼️ 美術館・ギャラリーの展示ケース
🏠 高級住宅の室内建具(引戸)
取り付け方法(2ステップ)

①貼り付け:ガラス下端を清掃し、両面テープ面を2〜3ヶ所貼る
②差し込み:そのままハカマへ差し込んで装着
※そのままでもある程度固定されますが、コーキングと併用すればより確実な仕上がりになります。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 両面テープだけでしっかり固定されますか?
→ 差し込み保持には効果的ですが、恒久的な固定にはコーキングとの併用を推奨します。
Q. サイズはどの厚みに対応していますか?
→ 5mm・6mm・8mm用をご用意しています。
Q. 外から見えますか?
→ ハカマの内側に入る部材なので、外観にはほとんど影響しません。
まとめ
ガラスとハカマのすき間に“あとひと押し”の補助力。
「硝子ジョイント材」は、施工精度の向上と、現場での作業負担軽減に役立つ部材です。
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