999の部屋
52.歴史認識
掲載日:2025.08.26
最終更新:2025.08.26
(先週アップしたと思っていたら、下書きのままでした。2連続となります。)
2025年の終戦の日は戦後80年を迎える事となりました。テレビでもさまざまな特集がなされていました。日本人の人口の約88%は戦後生まれで、戦争を実体験している人の高齢化は進んでいるというのが事実です。テレビ番組を作っている人も実体験の無い人が作っているんだろうなと思って見ていました。戦争体験をどう残していくのか。どう繋いでいくのか。みたいな事が言われていますが、ご批判を受けるかも知れませんが、私の感覚は、体験していないものは、明確にはわからないというのが正直な所です。ただ、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、そして聖人は経験と歴史から悟る」(ビスマルク)と言われるように、同じ経験は出来ないけれど、その歴史から何を学び、今我々は何をすべきなのか。を考える事がとても大事だと思います。もちろん私も、戦争はダメだと思っています。地球上唯一の被爆国の国民として生を受け、これから先の未来にどんな社会を作っていくのか。今現在でも世界では、色々な争いがあります。ウクライナとロシアの争いを止めるのは、アメリカではなく日本では無いのか。そんな思いも沸いてきます。
小さな子供に聞けば、ほぼ100%戦争はダメ。殺し合いはダメ。というはずです。
広島の知事は核について
「(核による)抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念又は心理、つまりフィクションであり、万有引力の法則のような普遍の物理的真理ではないからです。」
と平和記念式典で発言されていました。大人になるにつれ、いつも間にか、それは仕方が無いことなんだよ。と思い込まされていないか。大人が胸に手を当てて自分の良心と向き合ったときに、本当にそんな未来を将来に残していって良いのか?そう問われているのではないでしょうか。戦争を経験したことが無いからこそ、我々世代は過去から学び、悟らなければ、人類はまた同じような失敗を繰り返すのでは無いでしょうか?「お前は理想論者か」と言われるかもしれませんが、正しく歴史を認識し、自分の良心と向き合い、進むべき道を歩む。将来世代に見られても恥ずかしくない生き方をしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。
島野