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ウッドショックから得られたSDGsへの取り組み No.027


掲載日:2022.03.22

最終更新:2022.10.13

ウッドショックとは!?

「ウッドショック」という言葉、みなさんも一度くらいはテレビやインターネットで目にしたことがあるでしょうか。新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、建築用木材の不足や価格高騰が世界的に深刻な問題となっています。この状況が過去のオイルショックになぞらえられ、ウッドショックと呼ばれています。

より詳しい説明や内容が気になった方は、 経済産業省のホームページへhttps://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20210719hitokoto.html

SDGsへの取り組み

当社はここ大阪で、70年以上に亘って、ショーケースなどに使われる陳列金物を製造してきました。毎日、手にしているのはもちろん金物。ウッドショックの影響を目の当たりにすることはありませんでした。

そんな当社にとって寝耳に水だったのが、梱包資材として使っている木材が入荷しない、との連絡でした。梱包資材として使っていたのは厚さ1cmほどの杉の板で、建築に使われるような木材ではなかっただけに驚きました。

当社商品は長いもので4mにもなります。曲がらないようにするために添える木材は必要不可欠な資材でした。インターネットで検索し、梱包資材のカタログを漁り、残り少ない木材が無くなるのが先か、代わりとなる資材を見つけるのが先か、そんな綱渡りの日々が続きました。そんな中、見つけたのがこの紙製のアングル※1でした。

”※1 もりや産業様”

もとは荷崩れ防止や角当て用の資材ですが、添木として長い物の保護にも使える優れもの。加えて紙製なのでリサイクルが可能なうえに、木材より軽量で輸送時にもメリットがある。「SDGs」への取り組みに注力しようとしていた矢先の出来事だったので早速導入を決めました。

お客様に梱包資材として再利用していただけたら、環境に優しいだけではなくお客様の懐にも優しい。リサイクルしていただけたら、持続可能な社会に一歩近づくかもしれない。これは小さなことですが、ゴミとして処分するのではなく、貴重な資源として循環させていくための第一歩だと思っています。

これからも自分たちにできることから、お客様に、環境に、未来に優しい取り組みを続けていきます。(紙製アングルには、当社が導入している以外にもいくつか種類があります。リサイクル可能か否か、リサイクル方法等は確認が必要ですのでご注意ください。)

最後までお読み頂きありがとうございました。

また次回もお付き合いの程、宜しくお願い致します。

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