こんにちは、スリーナイン島野株式会社の大下です。

ガラスミラーの「比重」と「重さ」の話

インテリアに欠かせない鏡（ミラー）。
でも、壁に取り付けたり運んだりする際に気になるのが「このミラー重さってどのくらいあるの？」という点ではないでしょうか？

今回は、鏡の比重（ミラー比重）や鏡重量の目安、さらにミラーの種類による重さの違いなどをわかりやすく解説します。

そもそも「比重」ってなに？

「比重」とは、水を基準にして「どれくらい重いか」を示す数字です。
たとえば、比重2.5なら「同じ体積の水の2.5倍の重さがある」という意味になります。
つまり、鏡比重が2.5ということは、「見た目よりもかなり重い」可能性があるということです。

一般的な鏡（ミラー）の比重はどのくらい？

一般的なガラスミラーに使われているのは、「フロートガラス」と呼ばれる素材です。
このフロートガラスの比重は約2.5。
つまり、同じサイズの水の約2.5倍の重さがあります。

実際に家庭で使われている姿見（スタンドミラー）や洗面鏡などのミラー重量も、この数字を基に計算することができます。

鏡の重さを計算してみよう！

以下の式を使えば、鏡重さの目安が簡単に求められます。

> 鏡の重量（g）＝ 縦（cm）× 横（cm）× 厚み（cm）× 2.5（比重）

例えば、縦180cm × 横60cm × 厚み0.5cm（＝5mm）の姿見ミラーの場合：

180 × 60 × 0.5 × 2.5 = 13,500g（13.5kg）

意外と重たいですね。
壁掛けミラーや大型の鏡を取り付ける際には、壁面の強度や取付金具の耐荷重にも注意が必要です。

なぜミラーの重さを知っておくべき？

鏡の重さを把握しておくと、以下のようなメリットがあります

🎈 壁への取り付けに必要なアンカーや金具の選定ができる
🎈 運搬時に必要な人数や車両サイズの見積もりができる
🎈 床に直置きする際の耐荷重や安全性の判断材料になる

特に、業務用の大型ミラーや体育館の鏡壁施工では、ミラー重量の正確な把握が欠かせません。

ミラー選びで後悔しないために

「おしゃれな鏡を選んだけど、重すぎて取り付けられなかった」
「DIYで壁にミラーをつけたら、重さに耐えられず落下してしまった」

そんなトラブルを防ぐためにも、鏡重量やミラー重さの計算はとても重要です。

まとめ｜ミラーの重さを知ることは、安全と快適さに直結します

👍🏻 一般的なガラスミラーの比重は約2.5
👍🏻 鏡の重さは「縦 × 横 × 厚み × 比重」で計算できる
👍🏻 ミラー比重や鏡重量を知ることで、安全な設置・運搬ができる

おまけ：よくある質問（Q&A）

Q. 鏡の厚みはどのくらいが一般的？

A. 家庭用では5mm前後が一般的ですが、大型や業務用ミラーでは6.8mmが使われることもあります。

Q. 軽いミラーはありますか？

A. アクリルミラーや樹脂製のミラーは軽量ですが、歪みや耐久性に注意が必要です。比重は約1.2程度です。

鏡の設置・施工に関するご相談もお気軽に！

「このサイズのミラー、どのくらい重い？」「取り付け方法に不安がある…」
そんなときは、実績豊富な私たちが丁寧にサポートいたします。

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