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【用途別・設置条件で選ぶ】ダンス用ミラー金物選び|壁一面に安全・美しく No.306
掲載日:2025.08.22
最終更新:2025.08.21
こんにちは、スリーナイン島野株式会社の桑原です。
前回のブログでは、ミラーサイズの選び方について、シーン別にお話ししました。
今回はその続きをちょっと深掘りして、「どうやって鏡を固定するか?」という金物(取り付け部材)選びに注目してみたいと思います。
特に今回は、“動きの多い場所”で活躍する《ダンススタジオのミラー》に注目。
安全で美しく、そして長く使える空間づくりのために、金物選びのポイントをわかりやすくご紹介します。
ダンススタジオのミラーは“壁一面+高耐久”が基本
ダンススタジオといえば、大きなミラーがずらっと並んだ壁一面のイメージですよね。
ジャンプやターンなど全身の動きを確認するためには、鏡もそれなりのサイズが必要です。
目安としては、
・幅900mm以上のミラーを横に連続で設置
・高さは2000mm以上
こうした大型ミラーを安全に、そしてキレイに取り付けるには、しっかりとした金物の力が必要なんです。
よく使われる金物たち
◎ 四方フレーム型:片長チャンネルで全体を囲むタイプ
上下左右をぐるっと囲む片長チャンネルタイプは、鏡をしっかり固定できて、地震や衝撃にも安心。
しかも、フレームとしての一体感もあるので、見た目もバッチリです。
・連続設置でもラインが揃ってキレイに見える
・端部の保護もできて、飛散防止にも◎
・大型ミラーでも安定感が出せる
◎ 上下フレームだけでの設置も可能(条件付き)
しっかりした下地がある場合や、小型ミラーの場合は、上下の片長チャンネルだけで支える設置も可能です。
ただし、不特定多数が使うダンススタジオでは、安全のために四方フレームをおすすめしています。
◎ 連装タイプのミラーにも対応可能
スタジオによっては、900mm〜1200mm幅の鏡を横に並べる『連装』タイプも多く使われます。
この場合、施工時のスムーズさが大事になってくるため、通常のミラーよりも“内寸を少し広めにとった片長チャンネル”を使うのがちょっとしたコツです。
ミラーを差し込みやすくなり、現場での微調整もしやすくなります。
・石膏ボードには直接取り付けない(必ず下地補強を!)
・飛散防止フィルム付きの強化ミラーがおすすめ
・足元をスッキリ見せたい場合でも、最低限の保護材は忘れずに
まとめ:ミラーの“映り”だけじゃなく“固定方法”にも注目を
ダンスミラーは見た目が大事…でも、安全性やメンテナンス性もすごく大事です。
設置方法ひとつで安心感もグッとアップするので、金物の選び方もしっかり検討してみてくださいね。
\次回予告!/
次回は「ミラーの縁を美しく仕上げる」ための金物、
ミラーライン・ミラーエッジ金物についてご紹介予定です。
見た目の美しさと安全性を両立させたい方、必見です!
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