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受付カウンター吊戸を一式リニューアル!現調〜施工まで一括対応 No.336

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掲載日:2025.10.29

最終更新:2025.10.29

こんにちは、スリーナイン島野㈱の北川です。

受付カウンターで使っていた吊戸が、ガタつく・重い・異音がする。
「同じ金物で交換したいのに、型番を調べると販売終了だった…」「後継品に切り替えるにも、どれを選べば良いのか分からない」——そんなお悩みを当社にご相談いただき、現調(現場調査)から金物選定、ガラス製作、施工までワンストップで対応した事例をご紹介します。

🧐なぜ交換が必要だったのか

吊戸車の故障により、開閉時の引っ掛かりと異音が発生。

・お客様より現場写真を共有いただき確認したところ、既に販売終了のEP吊戸部材で同一交換は不可。

・メーカー推奨の**後継品【HA吊戸】は一式交換(レール/ガラス/ガイド等)**が前提。

・「メンテナンス交換として当社に全体を任せられないか」「間口や下地の状態も調べてほしい」とのご要望。

・受付窓ゆえに、見た目の清潔感と静音性の両立が必須。

解決の方針:まず“現調”、次に“最適設計”

1) 現場調査(現調)

開口寸法:間口、有効高さ、見込寸法を正確に実測。

下地と取付状態扉仕様運用ヒアリングソフトクローズの要否)など

ポイント:受付窓は人目につく“顔”。寸法誤差や取り合い不整合は、そのまま見た目の乱れや操作ストレスにつながります。現調で“納まりが綺麗に決まる条件”を整理することが成功の8割です。

2) 金物の最適設計・選定

納まりの再設計。既存枠との取り合いを踏まえ、**金物寸法やガラスサイズ・加工図(切欠き/穴明け等)**を作成致します。

3) 見積(ワンパッケージ)

金物一式+ガラス製作+搬入設置の総額を提示。

・コスト・意匠・耐久のバランスが異なる**複数案(標準/静音重視 など)**を比較提案。

・販売終了→後継置換でも、総コストが把握しやすい構成に。

4) 施工(短時間・低ストレス)

・営業時間外/定休日での施工計画、養生・粉塵対策・通行動線を事前に合意。

・取付後は、軽やかな開閉綺麗な見た目を最終確認して引き渡し。

導入効果(Before → After)

開閉が軽くスムーズに:受付業務のストレスが解消。

・静音性が向上:接客中や電話応対中のノイズを低減。

意匠の統一感:枠と金物の取り合いが整い、美観を長期維持

🟢After🟢

🟢Before🟢

よくあるご質問(抜粋)

Q. 型番が分かりません。相談できますか?
A. はい。全景写真・レールやハンガーの近影を1〜2枚お送りください。販売終了か後継可かを確認し、交換方針をご提案します。

Q. ガラスはそのまま流用できますか?
A. 金物が変わると寸法条件が変わる場合が多く、ガラスも交換になるケースが一般的です。現調後に最適案をご提示します。

Q. 営業を止めずに工事できますか?
A. 営業時間外・定休日施工や分割工事の計画も可能です。対策をした上で最短時間で進めます。

まとめ:販売終了品でも、受付窓はきれいに蘇ります

受付カウンターの販売終了した吊戸の取替は、現調→設計→製作→施工を一気通貫で進めることで、
「操作性」「静音性」「美観」をまとめて回復できます。
当社は受付窓向けの上吊金物/フラットタイプ金物
を受付窓向けの製品も多数ラインナップ。用途に合わせて最適な一式をご提案します。

まずは写真だけでもOK:「交換したい」「型番不明」から調査を始めます。

用途に合わせた金物選定についてはお気軽にご相談ください。現調の可否や概算の目安もすぐにお伝えします。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

また次回もお付き合いの程、よろしくお願い致します。

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