BLOG

ガラス引き戸のソフトクローズ機構、導入を検討する際の判断ポイント No.361


掲載日:2026.01.23

最終更新:2026.01.23

こんにちは、スリーナイン島野㈱の西野です。

ガラス引戸や建具を検討する際、「ソフトクローズ機構は本当に必要なのか?」と迷われるケースは少なくありません。

便利そうではあるものの、コストや仕様のバランスを考えると、必須なのかどうか判断が難しい場合があります。

今回は、ソフトクローズの役割導入が向いているケース・必ずしも必要でないケースを整理し、選定時の判断目安をご紹介します。

ソフトクローズとは?

ソフトクローズとは、扉や引戸を閉める際に、途中から動きを減速させ、最後はゆっくりと静かに閉じる仕組みのことを指します。

勢いよく操作した場合でも、
急激に閉まることを防ぎ、衝撃や音を抑えるのが特徴です。

この機能は、

・住宅用の引戸や開き戸

・収納扉

・オフィスや商業施設の建具

など、さまざまな建具で採用されており、
安全性・静音性・部材保護を目的として広く使われています。

特に、人によって操作の仕方が異なる環境では、
使い方のばらつきを吸収し、建具への負担を軽減する役割を果たします。

特にガラス引戸では、安心感につながる要素のひとつです。

ガラス引き戸のソフトクローズが向いているケース

次のような条件では、ソフトクローズ機構の効果を感じやすくなります。

不特定多数が使用する場所

店舗やオフィスなど、使う人を限定できない環境では、開閉の仕方にばらつきが出やすくなります。
ソフトクローズは、そうした操作の差を吸収してくれます。

ガラスサイズ・重量が大きい場合

ガラスが大きく重いほど、閉まる瞬間の衝撃も大きくなります。
重量ガラスでは、減速機構があることで安心感が高まります。

静音性や印象を重視する空間

調剤室、受付カウンター、ショーケースなど、
「静かに閉まること」自体が空間価値につながる場所では有効です。

必ずしも必要でないケース

一方で、すべての引戸にソフトクローズが必要というわけではありません。

使用頻度が低い場合

ほとんど開閉しない建具や、常時開放が前提の引戸では、導入メリットを感じにくいことがあります。

使用者・運用が限定されている場合

使用する人が限られており、開閉方法がある程度決まっている環境では、必須とは言えません。

コストを優先したい案件

ソフトクローズ機構は、標準仕様に比べてコストが上がります。
条件によっては、戸当たり部材や金物選定で対応する選択もあります。

導入判断の目安

迷った場合は、次の3点を基準に考えると判断しやすくなります。

🎈誰が使うか(不特定多数か)

🎈ガラスのサイズ・重量はどの程度か

🎈静音性や安心感が求められる空間か

このうち2つ以上当てはまる場合は、ソフトクローズを前向きに検討する価値があります。

さいごに

ソフトクローズ機構は、導入する・しないを一律に決めるものではなく、使い方や条件に応じて選ぶものです。

引戸のサイズや重量、使用環境によって最適な判断は変わりますので、
「この条件だと必要?」と迷われた際は、条件を整理するところから考えてみてください。

当社では、納まりや使い方を踏まえたうえで、
ソフトクローズが適しているかどうかも含めたご相談を承っています。
小さな疑問でも構いませんので、お気軽にご相談ください。

関連ブログ

最後までお読み頂きありがとうございました。

また次回もお付き合いの程、よろしくお願い致します。

ご意見・ご感想・お問い合わせは info@999shimano.com

件名に「ブログ宛」と入れてお寄せ頂けると幸いです(^^)/

いいね! (まだ評価がありません)
読み込み中...