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アクリルとガラスはどちらがいい?重量・傷・割れ方を比較 No.453


掲載日:2026.09.11

最終更新:2026.09.11

こんにちは、スリーナイン島野㈱の西野です。

透明な板材として使われるアクリルとガラス。

見た目が似ているため、「どちらを使っても大きな違いはない」と思われることもあります。

しかし実際には、重さ傷の付きやすさ割れ方などに違いがあり、用途によって向き・不向きがあります。

今回は、アクリルとガラスの違いを比較しながら、用途に合わせた選び方を紹介します。

アクリルとガラスの違い

アクリルガラス
重量軽い重い
比重の目安約1.19約2.5
比較的付きやすい付きにくい
衝撃比較的強い強い衝撃で割れることがある
紫外線・日光耐候性は高いが、長期間の使用環境によっては変色・劣化することがある紫外線による変色は比較的少ない
薬品・洗剤アルコールや一部の薬品・洗剤に注意が必要比較的影響を受けにくい
加工比較的しやすい専門的な加工が必要

軽さ・割れにくさならアクリル

アクリルの大きな特徴は、軽くて割れにくいことです。

一般的なアクリルの比重は約1.19、ガラスは約2.5。同じ厚み・大きさなら、アクリルの重量はガラスのおよそ半分です。

例えば、W1,000×H1,000mm、厚さ5mmの場合、

アクリル:約6kg
ガラス:約12.5kg

が目安になります。

頻繁に取り外す透明パネルや軽量化したいカバー、ペットの侵入防止用の仕切りなどでは、アクリルが使いやすい場合があります。

傷の付きにくさならガラス

アクリルは比較的柔らかいため、硬い物との擦れや清掃によって細かな傷が付くことがあります。

一方、ガラスは表面が硬く、通常の使用では比較的傷が付きにくい素材です。

そのため、長期間きれいな状態を保ちたいショーケースや店舗什器などでは、ガラスが向いている場合があります。

また、用途によっては一般的なガラスだけでなく、衝撃に強い強化ガラスを使用することもあります。ショーケースや店舗什器などでは、ガラスが向いている場合があります。

「割れにくい」だけで選ぶならアクリル

ガラスは硬い素材ですが、強い衝撃が加わると割れることがあります。

一方、アクリルはガラスと比べて衝撃に強く、割れにくいのが特徴です。

また、万が一破損した場合でも、ガラスのような鋭い破片が大量に飛散するリスクを抑えられます。

そのため、

・ペットや子どもの侵入を防ぐ仕切り

・頻繁に取り外す透明パネル

・軽さを重視したカバー

・破損リスクをできるだけ抑えたい場所

などでは、アクリルが適している場合があります。

紫外線や清掃性にも違いがあります

アクリルは耐候性に優れていますが、長期間強い日差しや紫外線にさらされる環境では、変色や劣化が生じることがあります。

また、アルコール類や一部の薬品・洗剤によって、白濁や細かなひび割れなどが発生する場合があるため、清掃方法にも注意が必要です。

ガラスは紫外線による変色が比較的少なく、一般的な清掃用薬品の影響も受けにくいため、頻繁に清掃する場所や長期間使用する場所では扱いやすい素材です。

ガラスにも種類がある

「ガラスは割れるから危険」と一概にいうことはできません。

使用する場所によっては、一般的なガラスだけでなく強化ガラスを使用する方法もあります。

強化ガラスは一般的なガラスよりも衝撃に強く、万が一割れた場合には細かな粒状に砕ける特徴があります。

ガラス扉や店舗什器などでは、サイズや用途に応じてガラスの種類や厚みを選ぶことが重要です。

ショーケースならどちらがいい?

店舗のショーケースでは、ガラスがよく使用されています。

商品を長期間きれいに見せる必要があり、日常的な清掃も行うため、透明感を維持しやすく傷が付きにくいガラスとの相性が良いためです。

一方で、小型ケースや持ち運ぶケース、頻繁にパネルを取り外す用途では、軽量なアクリルが便利な場合もあります。

「ショーケースだから必ずガラス」と決めるのではなく、使い方によって選ぶことが大切です。

受付やカウンターの仕切りなら?

受付窓やカウンターなどでも、用途によって選択が変わります。

長期間設置して使用する場合や、清掃を頻繁に行う場所ではガラスが適しています。

一方、既存のカウンターへ簡易的に設置する仕切りや、取り外す機会が多い場合には、軽量なアクリルが扱いやすいことがあります。

また、ペットの侵入防止などを目的として透明な仕切りを設置する場合にも、重量や安全性を考慮してアクリルを使用するケースがあります。

用途に合わせて選ぶことが大切

アクリルとガラスには、それぞれメリット・デメリットがあります。

軽さや割れにくさを重視するならアクリル。

傷の付きにくさや清掃性・長期間の使用を重視するならガラス。

というのが、大まかな選び方です。

ただし、実際には板材だけでなく、サイズや厚み、使用する金物、取り付け方法なども合わせて考える必要があります。

スリーナイン島野では、ガラス引戸やショーケース金物をはじめ、用途や現場条件に合わせた金物の選定、ガラス・アクリルを組み合わせた製作についてもご相談いただけます。

「ガラスとアクリルのどちらが適しているか分からない」といった段階でも、お気軽にお問い合わせください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

また次回もお付き合いの程、よろしくお願い致します。

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