999の部屋
35.銀行担当者
掲載日:2025.04.02
最終更新:2025.04.02
弊社は無借金経営をしている事もあり、私が銀行担当者と会うことはほとんどありません。先日、年度末の担当者の交代や新しい取組みもあり、銀行担当者と話す機会がありました。私自身が銀行員出身であることもあり、手の内が解っているからこそ、相手の立場や聞きたいことについては、一応理解しているつもりで、対応しています。なのでついつい、理不尽な要求に対しては、こちらも納得できないという態度をとってしまう事があります。このあいだは、同じ契約のまき直しなのに、改めて印鑑証明や登記簿謄本を請求されたので、わざわざ法務局で取り寄せました。他の案件に使うこともあるので、原本を渡して、コピーとって戻して下さい。と言っても「こちらが原本保管するので」と言われたので、噛みついてしまいました。確認の為に顧客に資料を取り寄せさせて、原本をもらうなんてどういう意味だ!と取り寄せるのは無料じゃないんですが、、、と話しても「すいません。ルールなので」の一点張り。ルールによって本質を見失う。大きな組織になるとそんな事が横行するのは、どうしても避けられないのでしょうか?
私自身、相手が大組織になればなるほど、理不尽なルールに対しては、どうしても変な正義感?敵対心?が沸いてしまいます。そんな長いものに巻かれる。盲目的に言いなりになる。そういう事に対して、上手く立ち回ればすんなり済むのでしょうが、こんな悪しき文化を将来世代に残していってはダメだ!という使命感がついつい沸いてしまいます。
「ややこしい奴や」と間違いなく思われています(笑)。ですが、小さな事でも諦めてしまう。「仕方ない」「言ってもいっしょ」「どうせ変わらない」そういう小さな妥協が社会を悪くしているのでは無いか。悪しき文化をつくっているのでは無いか。そんな問題意識を持っているので、今の所は言い方だけは、気をつけて、小さな改革が進んでくれることを、祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。
島野