999の部屋
39.2025EXPOその2
掲載日:2025.04.28
最終更新:2025.04.28
先日、2025EXPOに行ってきた感想も含めたブログの第2弾です。
今回の万博で非常に驚いたものの一つは、IPS細胞でつくられた、心筋膜や心臓(もちろんまだ実用化レベルではありません)でした。電気信号や何か刺激を与えるわけでは無く、自発的に動く細胞をみて、いろんな思いが沸いてきました。ヒラヒラと動く細胞を見て、
「この細胞は生きているのか??」
とまずは感じました。「生きている」の定義が難しいですが、植物も生きている細胞です。なんとなく、活け締めのお魚をさばいた後で、まだピクピクと動いているのを見ている感覚でしょうか。何を持って生命というのか?意思はあるのか?どの段階から意識というのか?なにかそういう研究をされている人がいたら解るかもしれませんが、とても不思議な感覚になりました。「どこからエネルギーを得ているのですか」と質問すると「培養液からです」と答えてもらいました。実は、もっともっと沢山質問したかったのですが、多くの方がおられて、私一人が質問攻めにしてはいけないと思って、そこで控えました。細胞はただ動いているだけかもしれません。でもその姿と同じ原理で私の心臓も動いているのでは無いか?と思うと、とてもロマンを感じました。意思があるかないか。それはDNAに書き込まれていると聞いたことがあります。では記憶とは?体験とは?感情って?地球誕生から今まで、何億回?何兆回?連綿と積み重ねてこられた、細胞分裂。始まりは、たった一つの細胞だったかもしれません。それが植物や生物に進化を遂げ人間を作り出しています。
そんな、人智では説明しきれないような進化の歴史の一端に触れた事の感動と共に、言葉では説明しにくいですが、「使命」自分の命を何の為に使うのか。という細胞に刻み込まれた「宇宙の意思」というか「自然の意思」を大切にしたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。
島野