999の部屋

42.人事ミーティング


掲載日:2025.06.02

最終更新:2025.06.02

 弊社では、半年に1回人事ミーティングを行っています。昔は人事評価ミーティングと呼んでいましたが、私自身、人が人を評価するという事に限界を感じていて、「評価という言葉を使いたくない」と考えていました。

今の日本の学校教育では、小学校では学期終わりに「あゆみ」(私の地域だけでしたら申し訳ない)と言われ、名前からしても成長の歩みを記録し、学校と家庭で共有するという意図が感じられます。しかし中学校以上になるとテストで評価して「通知表」とか「成績証明書」として学期末毎に配られます。

 評価して、順番をつけて、ヒエラルキーを作っていく。それによって学校のレベルを決めて、更に大きなヒエラルキーに組み込まれていく。大学生になってもそうです。更に一部では就職活動もそうなっている企業も存在している様に感じます。

学校教育を終えて企業の仕事の中でもそんなヒエラルキーを作っている会社もありますが、私自身は全く興味がありません。なぜなら、企業の存在意義は競争ではないからです。企業の存在意義とは、細かい手段はそれぞれの企業での仕事内容によって変わりますが、大きな目的は、みんなでいかによりよい未来、社会、環境の創造に貢献するか、そしてひとり一人が平和で幸せな人生を送れるか。それが根本です。しかしそんな事を心の中でも思っていても、多くの人や企業は、現状の体制、やり方、社会の構造、政治にあきらめや、無力感を感じ、ヒエラルキーの中に飲み込まれています。

 実際、「年間2万人が自殺する社会ってなんやねん!!」「若者の死亡原因の1位が自殺だなんて。。」それだけは、まずは辞めたい!!大人も子供も夢や希望を持てる社会でありたい。そんな思いで、私の会社では、評価と言う事を主題に置くのを辞めて、成長という視点に切り替えました。評価をまったくしないとか、評価を否定するつもりはありません。ただ、人を評価し続ける仕組だけで、本当に幸せな人生を送れるのか?という問いを立て続けています。まだまだ、改善の余地はあるかと思いますが、人を管理して支配して競争してというような社会から、世界全体が早く抜け出して共に育み、助け合い、調和を持って生きる社会へと変えていく。そんな小粒でもキラリと光るような活動、行動を続けたいと思っています。もし、このブログを読んでうちの会社もそんな風に変えてみたい。という想いをもった経営者の人がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください。惜しみなく無償で情報共有とシステムを提供致します(^_^)。また、自分の会社では、こんなやり方でみんなが幸せな人生、社会を育んでいるよ。という方がいらっしゃったら、是非勉強させてください。いっしょにそんな社会の創造に貢献しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。


島野

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