999の部屋
63.少子化と人口増加
掲載日:2025.11.20
最終更新:2025.11.20
日本では、少子化、超高齢化社会が問題視され、政治の世界でも、少子化対策という声がよく聞かれます。しかし、世界に目を向けると2050年には人口増加により、食料危機や水不足、エネルギー不足など多くの問題が起きると懸念されています。
この相反する問題を我々はどう捉えたら良いのでしょうか?日本という単位で見たときに、人口減少による経済規模の縮小、労働力不足、社会保険制度の不均衡、行政サービスの低下、国際競争力の低下などなど、今まで増加一辺倒で考えられてきた社会システムのバランスが崩れるというのは、よく理解出来ます。では、日本人の人口をどんどん増やせば良いのでしょうか?(もちろんそんな簡単な事ではないのは重々承知の上ですが)それもおかしな話だなぁと思います。
日本だけが発展をしていいのでしょうか?世界には8億人近い人が飢餓に苦しんでいると聞きます。水槽に熱帯魚を飼っても適正数量というのがあると思います。増えすぎると酸欠にもなるし、水も汚れてしまいます。「地球には限界がある」この認識を人間がどれだけ持って、節度ある生き方が出来るか。これが未来に向けての大きなテーマになるのではないでしょうか?難しい課題です。SDGsは17個に課題を分けていますが、正直「どれか一つに取組んでいます」という事には意味が無いように思っています。全部同じ課題であると私は思います。
日本にいる私は、少子化、高齢化を以下にチャンスにしていくか。それが我々中小企業の役割なのではないかとも思います。高齢でも働ける機会を提供し続ける。子育てがしやすい機会を提供する。そうしながらも、世界が抱える社会課題の解決にも取組んでいく。やっていることは小さな事かもしれませんが、地球市民の一員として、「今だけ、ここだけ、自分だけ」良ければいい。そんなちいさな考えではなく、未来に繋がる会社であり続けたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。 こんな会社ですが、一緒に仕事がしたいという企業様、働いてみたいという就職活動をしている方は是非ご連絡ください。
島野
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