INTERVIEW

インタビュー

「人」に勝るものはない
だから人と関わっていく

関谷 龍生(1986年入社)

現場の声を拾ってブレイクスルー

高校卒業後、新卒で就職し、勤務すること30年以上。営業畑を20年ほど歩んだのですが、仕事を勝ち負けで捉えていた若かりし頃の私にとって、がんばりや工夫が数字に反映される営業の仕事は性に合っていました。自由にさせてくれる社風も手伝って、やりがいを感じながら働いていたのですが、5〜6年目に成績が頭打ちに。しばらく頭を悩ませた結果、見つけ出したのが「現場に足を運ぶ」という打開策です。お困りごとなど、当社の製品をパーツとして使用する現場(ガラス屋や店舗)の声を拾い、商品開発や提案、自身のブレイクスルーにつなげていったんです。

壁はあったが、苦労はない

ただ、単に商品を買ってもらうだけでは物足りないとも感じていたので、壁にぶち当たっていたとはいえ、「苦労」とは認識していないんですよね。考えて動けなくなるくらいなら、まずは動いてみて、そこから修正すればいい、熱意や行動力でカバーすればいいというのが私のモットー。それでも部下と接するときは、(人それぞれ育ってきた環境も性格も違うので)自分の考え方が「普通」だと思わず、相手を尊重するように心がけています。

人の力を活用する

今は仕事の性質上、現場に行く機会が減っているので、現場感覚を鈍らせないように足を運ぶ機会をあえてつくっています。やっぱり「人」の力はすごいので、いかに人を巻き込んでいけるかが肝になる。たとえば協力工場の方に新しい仕事をお願いするときは、必ずと言っていいほど「やったことない」という消極的な反応が返ってきます。そこで退いてしまうのではなく、挑戦することのメリットを訴求したりして、仲間に引き入れる。とにかく前向きな気持ちで仕事をしていただくための働きかけは常々、意識していますね。

主体的に生きるために

「自分たちで何かを生み出す」アグレッシブな社風は、ものづくりだけに留まりません。毎月最終土曜日に勉強会を開催し、企業理念についての理解を深めているほか、元東大教授や京大教授を招いて「働き方研究会」を(月に一度)開催。「働き方=生き方と」捉えて、どうすれば主体的に生きられるかをみんなで考えることが、マインドや意識を変える機会として役立っています。

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